境内散歩
ご参拝の前に、こちらの手水舎(てみずしゃ)で手を洗い身を清めていただきます。
古来より、水は罪や穢れを洗い流すものと考えられています。
本殿は1863年(文久3年)に建立。拝殿には養蚕の絵馬が展示してあります。
本殿の左側にはマリア観音様、右側にはマリア様に懇願している人の姿にも見られる彫刻があり、隠れキリシタン信仰の地であったことをうかがわせます。
江戸時代、キリストを信仰する民を人として弾圧に臆することなくお守りするために、子守観音として建立なされました。お子様の健やかな成長を念じ、女性に秘められた奥ゆかしさ、優しさ、和らぎをお守りして頂ける神様です。
平成元年、京都伏見稲荷大社より御分霊以来、芍薬を植え厄除けを祈念する御神託があり、商売する方には商売繁盛、ご家庭では家内安全を前へ、前へ導いて頂ける神様です。
奥直子女子(横手市)が伯母の意思を受け継ぎお守りしておりました観音様を、小野小町がこよなく愛した芍薬が縁となり、平成十七年鎮座なされました。病災いを和らげ、病気平癒、心身健全をお守り頂ける神様です。
境外地に諏訪七福神を祀り、七福即生、八方円満を祈念致しております。
芍薬の花が咲く杜の奥に清水の湧き出る小さな泉があります。戦時中、ここの清水を飲んで出征された兵隊さんは、無事に帰還されたという話が伝わっております。湧水の霊験あらたかなご利益を皆様にもお分け出来ればと、山道を整備いたしました。